「施術中にケガをさせられたら」「大切な家具を汚されたら」。訪問理美容を初めて依頼する際、こうした万一の場合の備えが気になる方は少なくありません。ハサミやカミソリを使い、ご自宅という私的な空間で行われる施術だからこそ、この不安はもっともです。
確認すべき保険は、大きく2つの場面に分けて考えると分かりやすくなります。1つめは「対人」の場面です。施術によってご本人の肌を傷つけてしまった、皮膚がかぶれてしまった、といった、体に関わる損害への備えです。2つめは「対物」の場面です。カラー剤で床や家具を汚してしまった、器具で床や壁を傷つけてしまった、といった、財産に関わる損害への備えです。
この両方をカバーする一般的な備えが、賠償責任保険です。事業者がこの保険に加入しているかどうかを確認することは、決して失礼な質問ではなく、安心して依頼するための当然の準備です。
この記事では、賠償責任保険がどのような場面で使われるのか、確認の具体的な聞き方、契約書で見るべき箇所、保険未加入だった場合の考え方までを順に解説します。
こうした確認をあらかじめ済ませておけば、施術当日も安心して身を任せられます。
こうした確認は、契約前のわずかな時間でできることです。少しの手間が、いざというときの大きな安心につながります。

