「この事業者は、感染対策についてどんなルールを持っているのだろうか」。訪問理美容を検討する際、こうした疑問を持つのは自然なことです。訪問先はご家庭や施設という私的な空間であり、店舗のように衛生管理の様子を日頃から見ることができないぶん、事前の確認が大切になります。
ありがたいことに、この確認には手がかりがあります。全国訪問理美容協議会が公開している「訪問理美容サービス提供事業者に対するガイドライン」には、感染症対策として、37.5度以上の発熱時の訪問見合わせ、手指消毒・手洗い・うがいの実行、マスク着用と施設感染対策の遵守、施術空間の換気(最低でも1時間に1回、10分以上)、使用器具の消毒、施設内の椅子・テーブルの消毒などが具体的に示されています。
このガイドラインの項目を、そのまま事業者への質問リストとして使うことができます。「発熱時は訪問を控えていますか」「施術中の換気はどうされていますか」「器具の消毒はどのように行っていますか」といった具合です。
この記事では、ガイドラインの各項目を確認の聞き方に変換し、回答の具体性から事業者の姿勢を見極める方法、そして感染症が流行している時期に特に確認しておきたいことまでを、順に解説します。
難しく考える必要はありません。一つずつ確認していきましょう。

