訪問理美容・出張美容の予約方法とキャンセル規定は、事業者ごとに個別に定められており、全国共通の法令やルールは存在しない。これは要介護度や年齢を問わず、訪問理美容・出張美容室・メイクセラピー・非医療フットケアを利用するすべての人に当てはまる前提だ。
理容師法・美容師法は「どのような場合に出張理容・出張美容が認められるか」という実施要件までを定めた法律であり、予約の受付方法やキャンセル料、日程変更の可否については規定していない。一方で、自治体が実施する高齢者向け訪問理美容の助成サービスには、申込窓口や利用券の発行、利用回数の上限といった具体的な手続きが定められている例がある。
つまり「予約・キャンセルのルール」を探すときは、(1)自費で事業者に直接依頼するケースと、(2)自治体の助成制度を使うケースを分けて考える必要がある。本記事ではこの2つの系統それぞれについて、一次情報から確認できる範囲を整理し、予約時に事業者へ確認すべき具体的なチェックポイントを示す。

